ブーカルクンダ医療クリニックは、地域住民によって数年前に建設されましたが、メンテナンスや資源不足のため深刻な損壊状態に陥っていました。施設は使用できず、村や周辺地域の約800人の住民が必要な医療を受けられない状況でした。この状態は地域の健康を脅かし、日常的な健康リスクにさらすものでした。

バルオ・サロは、自治体および地元の石工と協力し、地域参加型の改修プロジェクトを開始しました。材料や工事現場、作業管理は地域住民や家族の協力のもとで組織されました。

改修内容には、屋根の交換、トイレ設置、床のスクリード、内外装の仕上げが含まれ、施設は再び安全で利用可能になりました。現在、この医療クリニックは完全に稼働しており、すべての住民に基本的な医療相談とケアを提供し、病気の予防と健康の権利の強化に貢献しています。最寄りの病院まで80km離れた地域においても重要な医療拠点となっています。