シムバンディの小学校は、地域の子どもたちの教育ニーズに応えるため、シムバンディ・ブラッスー自治体内の地域コミュニティが数年前に建設しました。しかし、資源不足のため長年未完成で、屋根、扉や窓、トイレ、水道、床、内外装が整っていませんでした。

この状況は、生徒たちを日々健康と衛生のリスクにさらし、学習環境を大きく制限していました。教室は快適ではなく、集中や心身の健全な発達に適していませんでした。机や椅子の不足など、典型的な課題はすでにバルオサロの寄付で一部解決されていましたが、改修工事を完了する必要がありました。

教育を受ける権利と子どもたちの健康を守るため、バルオサロは自治体および地域コミュニティと協力し、地元建築者や保護者も工事に参加しました。資材を提供し、施工現場を整理し、安全で機能的、快適な学校を作るための計画的な介入を行いました。

主な工事内容は、日差しや雨風から生徒を守るための屋根工事、トイレと水道設備の整備、扉や窓の設置、埃や砂を減らすための床モルタル施工、内外装仕上げによる快適な学習環境の整備です。

このプロジェクトのおかげで、シムバンディ小学校は現在、年間250名以上の生徒が安全で刺激的な環境で学べる場所となり、衛生・健康状態の改善や集中力、心理・身体的発達をサポートしています。この取り組みは単なる建物の完成だけでなく、教育を受ける権利と地域の積極的な参加を強化するものです。